グループワークが苦手
今回も就活のエントリ。グループワークが苦手、というお話。
選考やインターンにおいて、グループワークをやらされることが度々ある。
グループワークとは、就活生が無作為に五名ずつほどのグループに分けられ、課題を与えられ、20-60分ほどかけて取組み、成果を提出するというものだ。
◇ なぜグループワークが苦手なのか
なにも「知識や能力がなくてグループワークについていけない」ということではない。役割やらが明確に決まっていない状況、かつ短時間で成果を出さねばならないという状況が苦手なのだ。
グループワークで一番重要な要素となるのは、リーダーを誰にするかということである。変なやつをリーダーにすると、良い成果はあげられない。僕の理想は、初めに20分くらいかけて、自己紹介などでお互いのことを知り、グループにおける役割を明確化することだ。でも、おしゃべりに時間をかけていては良い成果を出せない気がする。
◇ グループワークのリーダー論
就活におけるグループワークでは往々にして、大した知識もプランもない目立ちたがりがリーダーになる。そのようなグループが良い成果を出すことは殆どありえない。
一方で、お互いが遠慮したせいで、責任感の強いやつがリーダーになることもある。そういうリーダーは、目立ちたがりよりはマシだけど、大抵間違った方向に議論を進めてしまう。
グループのリーダーは「課題が与えられた時点でそれなりの青写真を描けた人」じゃないといけない。
でも、そういう人が自ら主張してリーダーになることは少ない。だから、グループワークは難しい。
俺がいるグループは毎回成功するというようにしたい。実際に、就活生の中にはそのような能力を持った人が居るのではなかろうか。
「メンバーの特性を見抜き、適切に役割を分担することで、メンバー全員の知見を引き出す」これぞまさにリーダーシップだと思う。
◇ グループワークの次善の策
じゃあどうすればその能力は磨けるのか。
とにかく場数を踏むしかない気がする。人を見透かすうまさは、どれだけ多くの人を見てきたかによると思う。
少なくとも、グループ内でキーとなる人を見つけることだと思う。「知識あるし、しゃべりたい人」は勝手に喋り出すから放っておいていい。「知識ないし、しゃべらない人」は何も生み出さないから放っておいていい。でも「知識あるが、しゃべらない人」は大事にフォローしないと勿体ない。また「知識ないが、しゃべる人」は徹底的に潰す必要がある。
開始早々でグループの過半数が積極的に発言するチームは、それなりに良い結果を生み出す気がする。とにかく、無能リーダーのひとりよがりにしてはならない。
そうすると、次善の策としては、開始早々の時間を完全におしゃべりに充てることが重要な気がしてきた。
◇ まとめ
グループワークは本来面白いものだ。さっき知り合った人と一緒に何かを作り他のグループと戦うというのは意外とアドレナリンが出る。でも、不完全燃焼に終わることが多い。機会があればぜひ、味わってほしいと思う。