試験準備をした 備忘録

 準備が遅い。できればテストの2日前に完璧にしておきたかった。覚えるモードになってから記憶が定着するまで、一晩寝るだけでは済まない。テスト本番の次の日が、一番よく覚えているということは、これまで多々経験してきた。

 

 FP3級という資格は、勉強しているうちは難しいけど、テストの合格率を見ると8割だか9割だかが合格しているから、およそ簡単なのだろう。簿記3級の合格率が半分弱というのから見ると雲泥の差である。とはいえ、僕は簿記3級に一夜漬けで挑戦して見事に不合格だからなんとも言えない。

 

 今年の夏休みの一つのノルマとして勉強してきたつもりである。今年は、親の老後の資金工面で銀行に通ったり、自分の就活が始まったりして、世の中の仕組みに触れる機会の多い夏休みだった。この機にFPの試験を出願していたのはナイスタイミングだった。自分の知識も少しは増えたようで、良かった。

 

 FPが終わったら、また違う資格にチャレンジしよう。候補は、簿記2級、ITパスポート、証券外務員2級だ。やはり、勉強していて興味の湧くものでなければならない。簿記は大学から無料の教材が送られてくるようだから、リベンジも兼ねて挑戦したい。ITパスポートは楽そうだからやる。証券外務員は、金融機関に勤めたいと思っているから足しになるだろう。この他にも、TOEICやもちろんFP2級など、様々な資格がある。勉強したいこと本位で挑戦する。

 

 結局、就活における差別化で、資格に頼っている。もっと実のある就活がしたい。しかしながら、自分の名刺として、資格を持っていることは大きなプラスになる。評価が上がりそうな資格をきちんと取り切ること。これはまるで、パワプロの特能を手に入れるような作業に似ている。この途上で基礎ステータスも上がっていることを信じたい。

 

 資格勉強をするなら、資格の王様・弁護士にチャレンジするべきだったなと思う。しかし、多分それには挫折していた。サンクコストもかさみ、前にも後ろにも行けなくなってしまうのが怖かった。そのリスクを鑑みて、今の方向を選択したのは間違ってはいなかったと思う。ただ、弁護士に挑戦することが閾値を超える「リスク」であったこと、これは自分の能力の低さを如実に表していると思う。同級生は高校で予備試験に合格している。それを考えると、自分の頭の悪さにがっかりする。まぁ、そういうものか。

 

 とにかく、まずは日曜日のFP3級にしっかり合格せねばならない。心して勉強をし、万全の準備で臨もうと思う。