ITパスポートの勉強を始めた

 ITパスポートの勉強を始めました。この資格をご存知ない方は、もしかするとヘンテコ資格かと想像されるかもしれませんが、これでもレッキとした国家資格なんです。

 

 経済産業省は、IT人材の育成・確保のために、IT資格を国家資格として実施しており、分かりやすいロードマップも作っています。

体系

 私がとろうとしているITパスポートは、ロードマップの左下に記載されています。ご想像される通り、初歩中の初歩の試験です。その内容としては「職業人が共通に備えておくべき情報技術に関する基礎的な知識」と定められています。

 

 一方でいざ勉強してみると、結構難しいのです。私はちょっとだけプログラミングを経験し、簡単なソースコードくらいなら読めるので、それなりのパソコンオタクだと自負していたのですが、知らない単語や概念がわんさか出てきます。

 無線LANの仕組みとか電子メールのプロトコルとか、いわゆるネットワーク技術の基礎の基礎みたいなところが出題されるようです。今まで少しでもアプリ開発やプログラミングを経験したことがある人ならまだしも、全く知識がないところからITパスポート資格を取ろうとするのは、結構難しいと思います。

 

 「職業人が共通に備えておくべき情報技術に関する基礎的な知識」と定められているように、インターネットに関する基本的な知識を体系的に勉強することができる資格試験だと感じています。試験もCBT形式であるため、試験日を気にすることなく、好きなときに受験することができます。パソコンオタクを自負している方は特に、自分の知識のレベルを測る上でも、教科書を手にとって勉強されてみてください。

 

 おすすめの参考書を紹介します。「栢木先生」か「キタミ式」のどちらかを選ばれるのが無難に感じます。YouTubeなどではよくキタミ式がオススメされていますし、amazonのレビューでも高い評価を得ています。一方で私は、キタミ式はイラストが多く読みにくそうに感じたため、栢木先生の本を選びました。文章主体でスラスラ読みすすめることができる一方で、もともとの知識が少ない方は淡白に感じられるかもしれません。

 

 

 

 ITパスポートは今月中に取得したいと思います。その後のステップとして、基礎情報、応用情報とありますが、基礎情報まではとりたいと思います。基礎情報は意外と時間がかかるようで、他にとりたい資格もありますので、時間の調整に難儀するように感じています。進展があればまた報告したいと思います。