生命保険会社でやりたいこと2

国内で経験を積み、その後は海外、特に生保が普及していない土地で活躍したい。

 

海外事業についてまず話してみる。

生保の大きな市場はアメリカ。アジア・パシフィック圏で、かなり保険が浸透しているのは、ベトナムやタイといった地域だ。私が携わりたいのは、カンボジアミャンマーなど、保険という制度がそもそも浸透していない国での事業だ。

保険を浸透させるのは難しい。でも、浸透させてしまえば先行者特権を得ることが出来る。長期の視線に立てばリターンは大きい。やる価値はある。

その点、D生命は海外に行くチャンスが大きい。だから気に入っている。

 

次に国内事業について。

そもそも国内の生保業界は縮小傾向にある。生保とは、やはり加入者数が重要となる事業であるから、少子高齢化で人が減るのはまずい。だから、どの会社もビジネスモデルの変革を急いでいる。

生保関係なく、日本人の金融について考えると、「老後2000万円問題」や「日本人の投資嫌い」など、様々な課題がある。これについて、国民ひとりひとりに対する丁寧なコンサルティングが求められている。その点、生命保険会社は営業職員チャネルという強みを持っている。たしかに、営業職員、いわゆる生保レディは、学歴としては大したことがないから、深みのある提案はできない。でも、本社で余った人材を営業チャネルに向けることや、AIによるサポートを付けるなどで、生命保険に留まらない、付加価値の高いサービスを提供できると思う。まあ、これはどの会社もやっていることだ。

 

その上で、僕が力を入れたいと思うのは、生保の各営業所と地元のつながり強化だ。生命保険は安い買い物ではないから、消費者がそれを買う時は、その商品性よりも信頼感が大事になると思う。生命保険は、論理ではなく、感情で売るものだ。地元住民とのつながりを深めることで、生命保険会社への信頼を高めることで、消費者がよりお金を落としてくれやすくなる。

 

地元貢献といっても、なにも通学路の見守りとかボランティアをするんじゃない。例えば買い物支援サービスとか、介護・老人ホーム運営とか、託児所運営とか、事業運営を通して地域社会の人々に実効的に貢献すること、これが重要だと思う。

その点、D生命は、損保ジャパンとの連携も強い。損保ジャパンは介護事業で強みを持っている。D生命自体も託児所運営とかしている。これをもっと強化していく。せっかく生命保険という顧客接点があるのだから、ターゲットを絞ったマーケティングが出来ると思う。

 

やりたいことはそんなところだ。

D生命の面接では、N生命との比較がやはり重要だろう。やはり、新しいことにチャレンジするには、風通しのよいD生命しかない。N生命の選考も受けているとはっきり言おう。