パソコン周辺機器、メーカーの体たらくが過ぎる件について

テレワーク用にワイヤレスのキーボードとマウスを探しているのだが、良い製品が全然見つからない。LogicoolもELECOMも、酷すぎる。私の理想のキーボード、マウスが見つからない。別にそんな難しいことを要求しているわけではない。

 

私の理想のキーボード、マウスとはなにか。
第一に、USBレシーバーで接続するタイプのワイヤレスであること。Bluetoothはスリープしたり、復帰に時間がかかったり、遅延があったりととにかく使いにくい。LogicoolのUnifyingは素晴らしいと思う。

第二に、キーボードはテンキーレスであること、そして同じシリーズのテンキーパッドが販売されていること。キーボードはテンキーレスに限る。フルサイズのキーボードは、キーボードの中心と身体の中心とがずれるので、絶対にいまいちである。しかし、テンキーが使いたいこともある。だから、キーボードとテンキーパッドとを分離させたい。そして、2つを並べたときに所有欲が満たされるように、キーボードとテンキーパッドとは同じシリーズのものが求められる。

第三に、充電式であること。電池を入れるタイプは別途で単3なりボタン電池なりを用意しないといけないのでイマイチ。USB-Cで充電できるようにしてほしい。ちなみにMagicMouseみたいなクソ仕様はダメ。

 

以上が私の考える理想のキーボード、マウスである。マウスには大したこだわりはないのだ。とにかく、キーボードにはこだわりたい。そして、理想を叶えてくれるキーボードが存在しないのだ。

 

まず私が一番調べたのはLogicoolだ。これまで一番贔屓にしているメーカーである。素晴らしい製品を出してくれている。マウスは言わずもがなだが、MX Keys Miniは特に素晴らしい製品であると言えよう。この商品は、もともとフルサイズのフラッグシップだったMX Keysというキーボードの、テンキーレスバージョンだ。素晴らしい。

しかし、Logicoolはテンキーパッドを現在販売していないのだ。昔N305という製品を出していたが今は販売されておらず、当該商品はプレミア価格で取引されている。

そして、Logicoolは変なレシーバーを新たに採用するようになった。今まではUnifyingという素晴らしい規格が利用されていたが、最近はLogiBoltという新しい規格が採用されている。特に最悪なのは、互換性がないことだ。おかしいだろ!

というように、Logicoolは惜しいところまで行っている。LogiBolt規格のテンキーパッドを販売してくれば、私は頼まれなくともLogicoolアンバサダーになるだろう。しかもそれがMX Keysシリーズのテンキーパッドだったならば、私はLogicoolの本社の前まで行って、泣いて感謝するだろう。ぜひとも発売してくれることを祈る。

 

体たらくはELECOMなど日本の周辺機器メーカーである。そもそも、日本人が使うキーボードの9割以上は日本語配列というイレギュラーな配列なのだから、日本のメーカーが覇権を獲ってしかりだろう。それであるにも関わらず、クソみたいな製品しか作っていない。おかしい。AnkerやらSatechiやらBelkinやらを見習ってほしい。

 

最後にひとつ、Microsoftは惜しい。Microsoftはめちゃくちゃかっこいいテンキーパッドを販売している。Windowsにもネイティブ対応しているし、電卓を呼び出すファンクションキーもついているしで、機能・デザインの面でとても優れている。加えて、同シリーズでテンキーレスキーボードも販売している。素晴らしい!

しかし、接続方式はBluetoothのみだし、充電には対応しておらず、前時代的なボタン電池を採用している。本当に惜しい。デザインはSurdfaceのチームが担当しているようで、本当に洗練されていて美しいのに。

 

というわけで、パソコン周辺機器メーカーは、ユーザーの声に耳を傾けて、ユーザー本位の商品開発を行ってほしい。日本のメーカーは特にそうである。LogicoolやAnkerより5割増で高くとも、俺は日本製の商品を応援したい。だから、頼むから作って欲しい。

 

この内容をIO-DATAやらELECOMに送ったら対応してくれるだろうか?あるいはNEC富士通といったパソコンメーカーに送ってみようか?とにかく、いろいろ面白そうなのでやってみたい。